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
このたびは、植田博之公式サイトを訪れて頂き、ありがとうございます。
このサイトを立ち上げてから早いもので20年が経ちました。
それからというもの、秘伝のタレのごとく、継ぎ足し継ぎ足しでやってきましたので、所々古いコンテンツがそのままになっているところもございますが、どうぞ笑って見逃してやってくださいませ。
私は手先は器用でも、生き方はどうもそうではないようです。
ベースの音に魅せられ、ベースという楽器を手にして以来、ずっと音楽とベースばかりで今日までやって来ました。
10代で初めてベースを手にしてから気が付けばもう、37年が経ってしまいました。
プロベーシスト、それもセッション稼業で生きて行くというのは、楽な道のりではなかったし、これからもその試練は続いて行くわけですが、辛いと感じたことは一度もありません。
それだけ私は音楽とベースに魅せられ続けているという事なのでしょう。
早い話が、「ベース馬鹿」なのです。
セッションミュージシャンは、基本的に一匹狼であり、孤独な職業だと言われます。
ゆえに、プレッシャー、重圧との戦いを余儀なくされる場面もしばしばです。
こんな世界でこの心の強くない私がなぜ、今日までクジけずにやって来られたのかは、わかりません。
たぶん私は、音楽の神様に心を奪われてしまっているのでしょう。
その証拠にいまだに私は夢を追いつつけています。
そして、ファンの方々の声援に支えられ、多くの音楽仲間、仕事仲間の方々に支えられ、家族親戚友人たちにも支えられ、八百万の神々にも支えられ、天国にいる両親にも支えられて、今日の植田博之があるのだと思っています。
これからもずっと、腕を磨き、感性を磨き、そして少しでも多くの方に、良い音楽を届けることが出来れば幸せです。
感謝をこめて。
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