著書
日本語著書（単著）
『中央銀行制度の経済学―新制度経済学からのアプローチ』
学術出版会、2013年11月25日

白川方明氏（日銀前総裁）による著書序文

著書の書評
�@橋本泰久氏（「ニッキン」）
�A北村行伸氏（「週間ダイヤモンド」）
�B翁百合氏（「経済セミナー」）
�C河野龍太郎氏（「週間東洋経済」）
�D河野龍太郎氏（「Weekly Economic Report」（BNP パリバ証券））
�E矢島格氏（「経営哲学」経営哲学学会誌）
�F春井久志氏（「季刊」個人金融」ゆうちょ財団）
�G日経・図書文化賞の発表文
�H我孫子勇一氏（日本金融学会機関誌）
著書の紹介文
�@「日本経済新聞」
�A「ニッキン」

英語著書（単著）
『The Japanese Central Banking System Compared with Its European and American Couterparts: A New Institutional Economics Approach』, Springer, 2019　（上記日本語著書の飜訳版, Translated by Kazuyo W. Tanimoto)

Forword by Masaaki Shirakawa, Former Governor of the Bank of Japan

Book Review (by Philip Turner, Quarterly Journal of Central Banking, December 2019)

日本語著書（共著）
『金融辞典』、項目（「貨幣」、「貨幣の機能」、「貨幣の発展」、「中央銀行の目的と機能」、「中央銀行論」、「欧州中央銀行構想」、「中央銀行の独立性」、「イタリアの金融制度」）、東洋経済新報社、1994年3年

『新国際金融』、第15章、「金融リスク」、吉野昌甫編、有斐閣、1993年

『金融理論と制度改革』第６章、「金融理論と決済システム」、貝塚啓明、池尾和人編、有斐閣、1992年

『現代日本の金融政策』、第12章、 「金融システムの安定性と金融政策」、川口慎二、古川顕編、東洋経済新報社、1992年
年

『セキュリタイゼーションと銀行』、第2章、「セキュリタイゼーションと金融システムの安全性」、吉野昌甫、及野正男、楠本博編、経済法令研究会、1988年


英語著書（共著）
"Globalization of Payment Network and Risks," The Globalization of Financial Services, Chapter 34, edited by M.Lewis, Edward Elgar, 1998

"Payment Systems in EMEAP Economies," Proceedings of the Conference on Bank Structure and Competition, Federal Reserve Bank of Chicago, May 1998.

"Institutional Economics of Central Banks," Proceedings of the 21st SEANZA Central Bank Course, Chapter 1, People's Bank of China, 1997.

"Financial Networks and the Financial System: Japan's Experiences," Networks and Society, Part IV, Chapter 1,edited by Y. Oishi and M. Komai, IPTP, Ministry of Posts and Telecommunications, 1991.

"A Japanese Central Banker's View of the EMU," Financial Regulation and Monetary Arrangements after 1992, Chapter 17, edited by C. Wihlborg, North-Holland, 1991.


主要論文（日本語）
「金融市場の特性と銀行経営」『経営哲学』第10巻2号2013年8月

「円・人民元直接交換市場の創設と銀行の経営哲学」『経営哲学』第10巻1号、2013年3月

「金融政策のガバナンス理論―組織の経済学からのアプローチ」『明大商学論叢』、第94巻第2・3合併号、2012年3月

「決済システムの理論と課題」、『やさしい経済学』、日本経済新聞、2011年1月14日〜25日

「プルーデンス政策のオーナーシップ理論―中央銀行の役割を中心に」『明大商学論叢』第93巻第2号、2011年2月

「米国当局の金融危機管理戦略の失敗分析」『明大商学論叢』第92巻第3号、2010年2月

「決済システムのガバナンス理論」『明大商学論叢』、第92巻第2号、2010年1月

「東アジア決済システムの構築に中央銀行の関与を―時言、直言、至言」『金融ジャーナル』、2009年12月号

「中央銀行決済システムのグローバル化―CLS Bank設立経緯の「組織の経済学」による分析―」『明大商学論叢』第91巻第3号、2009年3月

「中央銀行の決済システムガバナンス―組織の経済学からのアプローチ」『明大商学論叢』第91巻第2
号、2009年3月

「中央銀行決済システムの多角化―証券決済システムとリテール決済システムを例として―」『明大商学論叢』第91巻第1号、2009年2月

「中央銀行のパブリック・ガバナンス―新制度経済学からのアプローチ」、『明大商学論叢』第89巻第4号、2007年3月
英訳版「Public Governance of Central Banks: An Approach from New Institutional Economics(F)」
BIS Working Paper版（BIS ホームページ）

「組織の経済学」からみた銀行統合とコングロマリット化」、Mineo.、2006年11月

「金融システムにおける中央銀行の存在理由―取引コスト経済学からのアプローチ」、『明大商学論叢』第８８巻第４号、2006年3月
英訳版「Institutional Economics of Central Banks」

「企業組織に関する境界決定理論の中央銀行への適用」、『明大商学論叢』第87巻第4号、2005年3月

「中央銀行のガバナンス・ストラクチャー」、『明大商学論叢』第86巻第4号、2004年3月

「Y2K問題についての対談」『にちぎんクウォータリー』第15巻第1号、日本銀行、2000年3月

「アジア通貨危機がもたらしたもの」『21世紀フォーラム』No.68、政策科学研究所、1999年3月

「アジアにおける金融協力の進展」、『21世紀フォーラム』No.61、政策科学研究所、1997年6月
（キーワード）アジア、EMEAP、APEC、中央銀行

「アジアにおける中央銀行間協力の進展」、『にちぎんQuarterly』No.43、日本銀行情報サービス局、Autumn1996年

「市場経済と金融システムのゆくえ」、『21世紀フォーラム』No.54、政策科学研究所、1995年8月


「情報通信技術と金融」、『金融研究』第10巻第3号、日本銀行金融研究所、 1991年9月

「預金者保護の目的を問う」、『金融財政事情』、1991年4月11日


「欧州中銀構想にみる中央銀行の使命」、『金融ジャーナル』、1990年4月

「金融自由化とリスク管理」、『金融学会報告』69、館龍一郎編、 東洋経済新報社、1990年

「重要性増す決済システム」、『金融ビジネス』、東洋経済新報社、1989年10月

「最近におけるECの金融統合の進展について」（共著、森弥生）、『証券研究』Vol.88、1989年9月

「注目される決済システム」、『にちぎんQuarterly』 No.15、日本銀行総務局、1989年 Autumn

「セキュリタイゼーションについて」、『金融学会報告』67、館龍一郎編、東洋経済新報社、1989年

「金融のグローバリゼーションについて」、『金融学会報告』68、館龍一郎編、東洋経済新報社、1989年

「地域金融機関と決済サービス」、『リージョナルバンキング』、第二地方銀行協会、1989年6月

「グローバル決済ネットワークのリスクと対応」、『金融ジャーナル』、1988年 9月

「ネットワークとしてみた決済システム」、『決済ネットワーク研究会報告書』、 日本銀行金融研究所、1987年6月

「金融業におけるメガトレンド」、『季刊おおぞら』、No.55、日本航空、1987年

「流通ネットワークと決済」、『高度情報社会の流通機構』第3章、宮沢健一 編、東洋経済新報社、1986年

「決済ネットワークシステムにおける中央銀行の役割」、日銀金融研究会提出論文、日本銀行金融研究所、1986年12月

「情報技術革新とファイナンシャル・イノベーション」、『ESP』No.147、経済企画庁、1984年7月

「インフレの成長抑制効果」、『金融研究資料』第7号、日本銀行特別研究室、 1981年

「時系列分析について」、『金融研究資料』第4号、日本銀行特別研究室、1979年9月

「インフレ期待と金利」、『金融研究資料』第4号、日本銀行特別研究室、1979年9月

「日本経済におけるマネタリスト仮説の検証」、『金融研究資料』第1号、日本銀行特別研究室、1979年

「わが国企業の『金融構造の特徴』の再検討」（共著、黒田巌）、『金融研究資料』 II-7、日本銀行特別研究室、1978年8月

「金融資産に対するインデクセーションを巡る論議」、『調欧米資』第16号、日本銀行調査局、1977年9月

「米国における預金金利規制」、『調欧米資』第11号、日本銀行調査局、1977年7月


主要論文（英語）
"Public Governance of Central Banks: An Approach from New Institutional Economics," BIS Working Paper, No. 299, Bank for International Settlements, March 2010.

"Payment Systems and the Theory of Money," Payment Systems Worldwide, Vol.4, No.2, Summer 1993.

"Japanese Payment and Transfer Systems: Today and Tomorrow," Payment Systems Worldwide, Vol.1, No. 3, Autumn 1990.

Payment System as a Network," Mimeo, Bank of Japan, September 1988.

"The Required Reserve System in a Computer Money Economy," Mimeo, University of Minnesota, January 1984.

"Financial Innovations, Government Deficits and Inflation," Mimeo, University of Minnesota, December 1983.

"The Monopolistic Supply of Currency and Financial Innovations," Mimeo, University of Minnesota, November 1983.

"The negative effects of Inflation on the Economic Growth in Japan," Discussion Paper Series No.5, Monetary and Economic Studies Department, Bank of Japan, April 1981.

"A Reexamination of the Unique Features of Japan's Corporate Financial Structure," Japanese Economic Studies, Vol.VIII, No.4, Summer 1980.（共著、黒田巌）

Application of Akaike's Method to Economic Time Series," Discussion Paper Series No.4, Monetary and Economic Studies Department, Bank of Japan, 1979.