今週のおすすめ


                                                     
食品名カロリータンパク質脂質炭水化物リンカルシュウム
うどん(ゆで240g)263k6.51.256.686.4100.8
小松菜(50g)10.51.30.11.8527.5145
豚ひき肉(150g)39627.529.85010510.5
豚肉(50g)208.56.69.950.15353.5
TOTAL@87841.941.158.6253.925.98
最低要求量7504811 19802420
作り方(体重10kgの成犬)
@小松菜やホウレンソウのおひたし50gを用意します。(野菜なら何でもよいのですが)
Aうどんは愛犬が食べやすいように2〜3cmに切ります。
Bコップ2杯分(400cc)で豚ひきと豚バラを煮ます。(太めの子は脂肪分を捨てます)
あるいは鶏肉を使うとよいでしょう。
CBに細かく切ったうどんを入れて2〜3分ゆでます。
Dあとはおひたしをのせてかきまぜます。
*ゆで汁を捨てた分だけ脂質とカロリーが減ります。
骨(25g)1006.252.5012502500

アレルギー体質やダイエットの子にも
            (lesson3)
   表2を使って愛犬の栄養要求量を出してみましょう。
   ドッグ・フードですとメーカーが栄養管理してくれますが、手作りですとあなたが管理しなければなりません。
   がんばりましょう。
   ★結論だけという方は、(表6)を見てから卒業試験の「栄養計算のうら技」へ
                                    体重1kg/要求量x愛犬の体重=愛犬の1日の要求量です。     
栄養素体重1kg/要求量愛犬の体重kg愛犬の要求量/1日体重必要カロリー/1日
タンパク質4.8g/1日  10kg750kカロリー
脂肪1.1g/1日 20kg1240kカロリー
カルシュウム242r/1日 30kg1650kカロリー
リン198r/1日 40kg2080kカロリー

        
        簡単な手作り食の基本は
     (肉+主食+野菜+植物性油脂+カルシュウム)です。
      細かい説明はこの次ぎにしますので、とりあえずこれで作ってみま
      しょう。電卓を用意してください。
            愛犬の体重が 10kgとします。(20kgなら倍にする〕
      愛犬の最低必要量はタンパク質(48g)脂肪(11g)カルシュウム
     (2420mg)りん(1980mg)カロリー(750kcal)
      では下の表を単純に足して見ましょう。( 栄養素2に食品栄養素分析表があります)
      
      
      〔表3〕
      
食品重量エネルギータンパク質脂肪炭水化物リンカルシュウム
ご飯100g148k2.6g0.5g31.8g30mg2mg
ウシカタ100g213k18.1g14.3g0.4g170mg6mg
ホウレンソウ100g28k3.8g0.1g4.9g60mg60mg
合計       
栄養要求量 750k48g11g 1980mg2420mg
 
         ご飯を250gにして牛肉を180gにしてもまだ不足分がありますし
         これでは不経済です。リンとカルシュウムを考えるとバランス
     が悪いですね。しかし当たり前なのです。肉食動物は、肉、内臓、
     骨をバランス良く食べています。オオカミなどの大型犬科の動物
     を考えればわかります。〔犬科は胃の消化物を食べるが、猫科は
    食べない)
     カルシュウムですが、カルシュウムの99%が骨にあります。残りは
     血液など。骨の10%はカルシュウムで5%がリンです。
    ですからお肉とご飯と野菜だけではバランスがとれません。
    では次ぎはどうでしょうか?
    〔表4〕
 
食品重量エネルギータンパク質脂肪炭水化物リンカルシュウム
ご飯200g296k5.2g1.0g63.6g60mg4mg
ウシカタ150g320k27.1g21.5g0.6g255mg9mg
ホウレンソウ50g14k1.9g0.1g2.5g30mg30mg
25g100k6.25g2.5g0g1250mg2500mg
マーガリン10g76k0g8.2g0g0mg1mg
合計435g806k40.5g33.3g66.7g1595mg2544mg
栄養要求量 750k48g11g 1980mg2420mg
 
       理想に近くなりましたね。その他のビタミンやミネラルは、骨
    (骨髄)とマーガリンで補えます。骨の替りに(ほねっこ)やにぼしをおやつ
    にあげることも良いのでは。カロリーを減らすには、脂分を捨てれば良い
    のです。意外と簡単でしょう。
    ところが、大型犬の場合、30kgの子ですと3xウシカタ150g=450g/1日
    必要になります。
    小型犬の場合でないと毎日では、負担が大きくなります。
    @正確に言うと単純に3倍ではない。
    A夏と冬では、要求量が違う。(2倍くらい違うことも)
    では、タンパク質を〔動物性タンパク質+植物性タンパク質〕にしてみますと
    〔表5〕
   
食品重量エネルギータンパク質脂肪炭水化物リンカルシュウム
ご飯200g296k5.2g1.0g63.6g60mg4mg
ウシカタ100g213k18.1g14.3g0.4g170mg6mg
高野豆腐30g197k16.4g11g2g293mg220mg
ホウレンソウ50g14k1.9g0.1g2.5g30mg30mg
25g100k6.25g2.5g0g1250mg2500mg
マーガリン10g76k0g8.2g0g0mg1mg
合計415g896k47.9g37.1g68.5g1803mg2761mg
栄養要求量 750k48g11g 1980mg2420mg
@高野豆腐は乾物重量です
A動物性と植物性ではタンパク質の構造が少し違い代謝は動物性のほうが良い 
Bさらにウシカタの脂肪を捨てる(煮汁を捨てる)とエネルギーも減り理想的な要求量になります。
 計算上ウシカタの脂肪をすべて捨てると   脂肪(37.1-14.3=22.8g)
                  カロリー14.3x9=128.7k(896-128.7=767.3k)
これですとお肉類が少なく出来ました。
鶏肉やマグロのあらなどにするとさらに少ない量で動物性タンパク質を補えます。


   アレルギー体質やダイエットの子
アレルギー体質の子で試していただきたいのは、アレルギーのほとんどが、
タンパク質
によるといいます。普段とりなれていないタンパク質にすると直る
いいますのでぶりやかつおのあらや、桜肉〔馬肉〕など手に入りましたら
手作り食にしてみてください。
太めな子は、〔カロリーを減らすために〕
@肉類の煮汁を捨て、脂肪分を減らす。
A炭水化物〔ご飯やパン〕は、脂肪に変換しますので、おからなどで
調整してください。
B食事の回数を増やす。1日の食事量を変えずに回数を増やしてください
お相撲さんが太れるのは食事の回数が2回だから

ダイエットのし方ですが、食事療法だけに頼るのは危険といいます。運動量を増や
しましょう。
次ぎにドッグフードメーカーがバイブルとしているNRC
(アメリカの科学アカデミー)の基準表について考えます。
NRC1977年
それ以降は改定されていません。栄養学が毎日のように改められている
のですが、犬に関してはそのままです。
特に大型犬と小型犬では、成分を変えてきているメーカーもあります。
メーカーも研究していると思います。


〔表6〕体重1kg当り毎日の要求量
栄養素単位成犬維持成長中の子犬
蛋白質4.89.6
脂肪1.12.2
リノール酸0.220.44
カルシウムmg242484
リンmg198396
カリウムmg132264
塩化ナトリウムmg242484
マグネシウムmg8.817.6
mg1.322.64
mg0.160.32
マンガンmg0.110.22
亜鉛mg1.12.2
ヨウ素mg0.0340.068
セレンug2.424.84
ビタミンAIU110220
ビタミンDIU1122
ビタミンEIU1.12.2
チアミンug2244
リボフラビンug4896
パントテン酸ug220440
ナイアシンug250500
ピリドキシンug2244
葉酸ug4.08.0
ビオチンug2.24.4
ビタミンB12ug0.51.0
コリンmg2652


なんと22年前の基準をバイブルとしています。
そこでこの表の見かたですが、食品を食べても体内にとり入れることと
排出することがあります。
代謝エネルギー=計算上のエネルギーマイナス(うんち)排出  です。
犬は、特に夏と冬の要求量は違いますのであまり基準にこだわることの
意味がないと思います。また1kgあたりの要求量は、大型犬と小型犬
では違うことと考えるのが、今日です。
     

          栄 養 素 1

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