2011年7月にアナログテレビ放送が終わってしまいました。 政府も国民に地上デジタルテレビに買い換えてもらおうとエコポイントや アナログテレビの買取まで視野に入れて普及率を高める為に試行錯誤。 地上デジタル放送の方式は 「ハイビジョン」 だけの言葉だけでは 片付けられない問題があるのをご存知? 地上デジタル方式は確かにハイビジョン方式とカッコイイ名前で呼ばれるが、 伝送できる解像度は1440×1080(17Mbps)が限度らしい。 電気屋さんの店員に進められてフルハイビジョン画質(フルHD)の大型テレビを購入しても 実際には1920×1080ドットのフルHD画質で放送されているのは 地デジではなく、 BSハイビジョンの一部の放送しかないとか。 ブルーレイディスク映画ソフトを買いまくる様な、お金が余って仕方が無い人は別だか、 単純にアナログテレビから地デジテレビへの買い替えを目的としている人にとっては 現時点では大きくても1366×1080の解像度の32Vクラスのテレビで十分だと思われる。 なぜなら、フルHD画質の違いがはっきり認識できるのは42V以上のテレビだからだ。 但し、安いからと言って データ放送が受信できないとか、HDMI端子が無い 小型の地デジテレビは、画質・音質面も含め、地デジの恩恵が十分に味わえないので、 敬遠した方が無難かもしれない。(今後の事を考えると) それこそ、キッチンで片手間に見るようなテレビはワンセグテレビで十分かも。 アンテナも必ずしもすぐに買い換える必要が有るとは言えない。 現時点でアナログ時代からのUHFのアンテナが建っていて、アンテナの向きも そのままの状態で支障無く映ってしまうケースもあるから。 私、個人的にはブルーレイレコーダーやDVD/HDDレコーダーを購入して、 22〜27インチクラスのHDMI入力端子付きの、応答速度が速く、高コントラスト比を持つ 1920×1080解像度のフルHDパソコン用モニターに映し出し、レコーダーの光出力端子から AAC対応の5.1chドルビーサラウンドアンプ等に繋いで、BS放送の画質と音質の両方を 堪能できる環境を造るのも良いかと思います。 薄型の液晶テレビに高音質を要求するのは少し残酷。。。 地デジテレビに10万円以上も出すのなら、私だったら間違いなくこの方法を選びます。 但し、相性の問題も有るので口コミなどを参考にしながら判断すると良いでしょう。 最近は省電力で4倍速フルハイビジョン高性能液晶テレビも出ていますので、 野球やゴルフ、F1グランプリなどの激しい動きのあるスポーツ中継がお好みなら 倍速液晶〜4倍速液晶採用のテレビも選択肢に入るでしょう。 トップページへ→ http://home.k03.itscom.net/rarecs/blog-top.html |