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久生十蘭墓所参拝 2003年10月5日(日) |
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墓所の入り口には、「聖公会墓地」という石碑が建てられていました。そして、墓石には「わたしはよみがえりであり命である。わたしを信じる者はたとい死んでも生きる」と刻まれていました。その文字の下、祀られた数十名の人々の名前の中に「コルネリオ 阿部正雄」とあり、「エリサベツ 阿部幸子」とありました。久生十蘭の本名であり、今年亡くなられたばかりの夫人のお名前です。 |
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まずは、お墓を掃除し、花をたむけました。 |
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つぎに、上演台本、舞台装置案、公演チラシをお供えしました。 |
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「金狼」ではたくさんの人々の「死」があつかわれます。
全員で、十蘭先生のご冥福を祈り、今回の「金狼」公演が無事に行えるよう祈願しました。 さらに、幸子夫人のご冥福を祈り、夫人ご存命中にいただいた前作「湖畔」上演の許可に対する御礼もいたしました。 |
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墓参の帰りには、海辺のレストランで食事をし、それから材木座の海岸を歩きました。
久生十蘭も作品の構想を練りながらこの海岸を歩いたに違いありません。 |
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楽しく有意義な1日でした。左より塔門あきお、寿島宅弥、胡桃沢マリ、豊村伸樹、中道裕子。前列は演出の守輪咲良。
久生十蘭は1957年(昭和32年)10月6日午後1時40分。この鎌倉は材木座の自宅で食道癌のため死去。享年55歳。 |