| シアターコレクティブ・レパートリー06 【21世紀のマリヴォー・シリーズ】第2弾 「試練」へのご案内 梅雨の終わりも曖昧なまま、猛暑がはじまり、大雨に襲われたりと、天候の激変に見舞われた今年の夏も、秋の気配が感じられる頃となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか? さて、昨年スタートした「21世紀のマリヴォーシリーズ」第2弾へのご案内をお送り致します。一幕散文喜劇「試練」は、1740年の作品です。旧劇団櫻花舎が1992年12月、マリヴォーシリーズ第2弾で本邦初演として取りあげました。一幕物とは言え、演出も役者もずいぶんと苦しめられた大作品で、さらに当時は2ヶ月に一本の3本連続上演でしたから、必ずいつかじっくり時間をかけて再演したいと思っておりました。それから10年以上が過ぎ、新たに一年かけて若い役者たちとこの「試練」に取り組み、昨年3月、横浜の演劇祭に参加する機会を得ました。 そしていよいよ本番を迎える頃になってようやく見えてきた「試練」とは、パリの大金持ちリュシドールが田舎の若い娘アンジェリックに仕掛けた愛の試練が、何と逆転していくと言うことでした。18世紀という時代を思う時、マリヴォーの視点の大きさに改めて驚かされます。皆さま、是非この機会にお誘い合わせのうえ「試練」へお出かけ下さい。 今回は、昨年「奴隷島」に出演のオフィスクロキの五森大輔さん、松井伴憲さんに再びご出演いただき、また、横浜演劇祭で好評を得た友坂日香、創間元哉が大きく成長! 新たに三石美咲、五百蔵久子も加わって、稽古場は創造的なエネルギーに満ち溢れております。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。 2006年9月吉日 咲良舎 |